同じ問題は出ない。同じ知識が出る
国家試験の勉強をしていると、
「この問題、前にも見たことがある」
と思うことがあります。
しかし私は、
国家試験は同じ問題が出る試験ではなく、同じ知識が出る試験
だと考えています。
勉強しているのに落ちる人がいる理由
国家試験に落ちる人の中には、単純に勉強量が不足している人もいます。
- まだ大丈夫だろう
- こんなもんでいけるだろう
そう考えている人は落ちてしまいます。
しかし、しっかり勉強しているように見えても落ちる人もいます。
私はその違いは、
- 知識を理解しているか
- 問題を覚えているか
の違いだと思っています。
問題を覚える勉強と知識を理解する勉強
もちろん、多くの学生は過去問を解いた後に解説も読みます。
しかし、
「この単語が間違いだから、この単語に直せば正解」
という形だけを覚えてしまうことがあります。
例えば、
「高い」
が間違いで、
「低い」
に直せば正解だったとします。
この時、
「高い → 低い」
だけを覚えても、正しい文章を覚えただけで知識は身についていません。
大切なのは、
- なぜ高いでは間違いなのか
- なぜ低いなら正しいのか
- その単語はどのような意味なのか
- その文章はどのような意味なのか
を説明できることです。
正解の文章を覚えることではなく、その文章を自分の言葉で説明できることが重要だと考えています。
同じ知識は何度も出題される
国家試験では、同じ問題がそのまま出題されることはほとんどありません。
しかし、同じ知識は何度も形を変えて出題されます。
例えば、ある年には直接的に問われていた知識が、別の年には違う聞き方で出題されることがあります。
問題文や選択肢は変わっていても、問われている知識は同じです。
だからこそ、問題や文章を覚えるのではなく、その背景にある知識を理解することが大切です。
初めて見る問題に対応するために
国家試験では初めて見る問題も出題されます。
その時に頼りになるのは、覚えた問題ではありません。
理解している知識です。
知識を理解していれば、今まで学んだ知識を組み合わせて考えることができます。
また、複数の科目にまたがるような問題が出題された場合でも対応しやすくなります。
逆に、問題や文章だけを覚えている状態では、少し聞き方が変わっただけで対応できなくなることがあります。
私は、それが国家試験で本当に求められている力だと考えています。
最後に
国家試験は同じ問題が出る試験ではありません。
同じ知識が出る試験です。
だからこそ、
- 問題を覚えるのではなく知識を理解する
- 単語を覚えるのではなく説明できるようにする
ことが大切です。
そして最終的には、
過去問に出てきた文章や単語について、
自分の言葉で説明できる状態
を目指してほしいと思っています。
- なぜ正しいのか
- なぜ間違っているのか
- その単語はどのような意味なのか
を説明できるようになる。
その学習の積み重ねが、国家試験合格につながると考えています。