線量計測:エネルギーの評価の知識

エネルギー評価の主役:半価層(HVL)

半価層(Half-Value Layer)とは、放射線の線量を半分(50%)に減らすために必要な吸収体(フィルタ)の厚さのこと。

散乱線の影響をなくす配置(ナロービーム)

吸収体で跳ね返った「散乱線」が検出器に入ってしまうと、透過力が実際より強く見積もられてしまう。そのため半価層を正しく測るためには、「狭い線束(Narrow beam)」という特別な配置で測定しなければならない。
散乱線の影響を防ぐため、「小さな照射野」で、「吸収体と検出器を十分に離して」「小型の空気電離箱」で測定するのが望ましい。

第1半価層と第2半価層:連続X線の「硬化」

連続エネルギースペクトルを持つ制動X線などの放射線は、「第1半価層よりも第2半価層の方が厚くなる( $H_1 < H_2$ )」という性質がある。

均等度と実効エネルギー

得られた半価層から、さらに詳しいエネルギーの性質を導き出す!

完全に一様なエネルギー(単色放射線)なら $H_1 = H_2$ となり、均等度は $1$ になる!一般的なX線は $1$ より小さくなる。

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