線量計測:照射線量

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🛡️ 線量計測:照射線量 のまとめ

照射線量電離箱 💡

  • 照射線量は「空気」を対象とした「光子」のみの物理量(制動放射による電離は除外)
  • 診断用X線を空洞電離箱線量計で測定する際、空気密度の変化による「温度気圧補正」が必須
  • 指頭形電離箱電離電流は「充填気体の密度」に比例
  • 空気等価壁の厚みを増すと、収集電荷量はビルドアップにより極大値をとった後、減弱によりゆるやかに減少

温度気圧補正の計算 🚀

  • 補正係数の式: $ k_{tp} = \frac{273.15 + T}{273.15 + 22} \times \frac{101.3}{P} $
  • 基準大気条件( $ 22 {}^{\circ}\text{C}, 101.3 \text{ kPa} $ )で校正された線量計を $ 25.0 {}^{\circ}\text{C}, 100.0 \text{ kPa} $ で使用した場合、 $ k_{tp} \approx 1.02 $
  • 温度を実際より高く読み間違えると、 $ k_{tp} $ が大きくなり、線量を「過大評価」する原因に

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

問 68 [放射線計測学]
エネルギーフルエンスが一様な γ 線場において指頭形電離箱で電離電流を測定するとき、測定値で正しいのはどれか。
1.空洞の体積に反比例する。
2.充塡気体の密度に比例する。
3.充塡気体の W 値に比例する。
4.集電極の印加電圧に反比例する。
5.電離箱壁からの二次電子の飛程に比例する。
問 79 [放射線計測学]
空洞電離箱線量計を用いた診断用X 線の線量測定について正しいのはどれか。
1.温度気圧補正が必要である。
2.極性効果補正が必要である。
3.イオン再結合補正が必要である。
4.水吸収線量校正定数が必要である。
5.線量計にビルドアップキャップを装着して測定する。
問 82 [放射線計測学]
標準計測法 12 の空洞電離箱の温度気圧補正係数の式で正しいのはどれか。ただし、測定時の温度を T[℃]、気圧を P[kPa]とする。
1.$\frac{(273.2 + T)}{(273.2 + 22.0)} \cdot \frac{101.33}{P}$
2.$\frac{(273.2 + 22.0)}{(273.2 + T)} \cdot \frac{1013.3}{P}$
3.$\frac{(273.2 + T)}{(273.2 + 22.0)} \cdot \frac{P}{1013.3}$
4.$\frac{(273.2 + 20.0)}{(273.2 + T)} \cdot \frac{P}{101.33}$
5.$\frac{(273.2 + T)}{(273.2 + 20.0)} \cdot \frac{1013.3}{P}$
問 70 [放射線計測学]
空洞電離箱線量計を用いて大気条件 25.0 ℃、100.0 kPa のもとで照射線量を測定した。温度気圧補正係数に最も近いのはどれか。ただし、空洞電離箱線量計は基準大気条件 22.0 ℃、101.3 kPa のもとで校正されたものとする。
1.0.95
2.0.98
3.1.00
4.1.02
5.1.05
問 81 [放射線計測学]
指頭形電離箱を用いて X 線の照射線量を測定するとき空気等価壁の壁厚と収集電荷量の関係で正しいのはどれか。
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