正常組織と腫瘍の放射線感受性
(α/β)

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🛡️ 正常組織と腫瘍の放射線感受性(α/β) のまとめ

α/β値による分類 📊

  • α/β値が小さい(1 $\sim$ 3 Gy)
    • 晩期反応組織(脊髄、脳、腎、肺)
    • 1回線量の変化(分割線量)の影響を強く受ける
    • 分割照射によるSLD回復の効果が大きい
  • α/β値が大きい(~10 Gy)
    • 早期反応組織(粘膜、皮膚、骨髄、腸管)と 多くの腫瘍
    • 1回線量の変化に鈍感

国試で狙われる特例 💡

  • 前立腺癌:多くのがんは高α/βだが、前立腺癌は低α/βである特異な例
  • 筋肉のα/β:分裂をほとんどしないため筋肉は 1 $\sim$ 3 Gy と非常に低い
  • 脊髄:α/β値が最も小さい代表例!(組織反応で最優先で守る組織)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: X 線治療における α/β 値が最も小さいのはどれか。
正解: 3

解説: 脊髄は一度完成したら細胞の入れ替わりがほとんどない。ゆえに一撃αには耐えるし傷ついた時のSLD回復もできる。
問題: X線に対する反応のα/βが最も小さいのはどれか。
正解: 3

解説: 「組織名」ではなく「症状(反応)」に変わっているけど同じ!
問題: 腫瘍のα/β が最も小さいのはどれか。
正解: 4

解説: がんの中でも進行が非常にゆっくり「のんびり増殖する」タイプ
問題: α/β 値が 1 ~ 3 Gy とされるのはどれか。
正解: 1

解説: 筋肉は分裂をほとんどしない。超・安定組織。
問題: α/β が低い組織の特徴で正しいのはどれか。
正解: 1