放射性同位元素(RI)が体の中に入り込み、体の内側から組織を継続的に照射する現象が内部被ばく。排泄されるまで密着攻撃を続けるため注意が必要!
1. 摂取の3大ルート 経路 🚪
- 経口摂取: 飲食物を飲み込み、消化管から吸収される。
- 吸入摂取: 空気中のガスやホコリを吸い込み、呼吸器(肺)から吸収される。
- 経皮摂取: 皮膚の傷口から、または直接皮膚を通り抜けて吸収される。
2. 臓器親和性:どこへ行くのか? 🎯
| 放射性物質 | ターゲット臓器 | 理由・特徴 |
|---|---|---|
| ヨウ素 ($^{131}\text{I}$) | 甲状腺 | ホルモンの原料として集まる。 |
| ストロンチウム ($^{90}\text{Sr}$) | 骨 | カルシウムと性質が似ているため骨に留まる。 |
| セシウム ($^{137}\text{Cs}$) | 全身・筋肉 | カリウムと性質が似ているため全身に分布。 |
| ラドン ($^{222}\text{Rn}$) | 肺 | ガスとして吸入。天然内部被ばくの最大原因。 |
| ラジウム ($^{226}\text{Ra}$) | 骨 | カルシウムの親戚。骨腫瘍の原因に。 |
3. 有効半減期:いつまで残るのか? ⏳
体内の放射能が半分に減るまでの時間を有効半減期 ($T_{\text{eff}}$) と呼ぶ。
有効半減期の計算公式 📊
$$ \frac{1}{T_{\text{eff}}} = \frac{1}{T_p} + \frac{1}{T_b} $$
(物理的な減衰と生物学的な排泄の「スピード」を足し合わせる!)
4. 内部被ばくの測定 ☢️
- ホールボディカウンタ: 被ばく者の外側に検出器を置き、体内から出てくるγ線を直接測る!
- バイオアッセイ法: 尿や便に含まれる放射能を分析・逆算して、体内の状況を推定する方法。