妊婦が被ばくした際、お腹の赤ちゃん(胎児)への影響は、「受精後何週目に被ばくしたか」によって全く異なる!
1. 胎児被ばくの4つのステージと影響 👶
- 着床前期(受精 $\sim$ 約 9 日間)
- 主な影響: 胚の死亡(流産)
- 特徴: 「全か無かの法則」。ダメージが大きければ流産するが、生き残った場合は正常に発育する!
- しきい値: 約 0.1 Gy
- 器官形成期(受精後 2 週 $\sim$ 8 週間)
- 主な影響: 奇形
- 特徴: 体の主要な器官(心臓、手足、目など)が作られる重要な時期。
- しきい値: 約 0.1 Gy
- 胎児期(受精後 8 週 $\sim$ 15 週間)★特に重要!
- 主な影響: 精神発達遅滞(重度な知的障害など)
- 特徴: 脳の神経細胞が作られ、急激に配置される時期のため、脳への感受性が最も高い!
- しきい値: 約 0.12 $\sim$ 0.2 Gy
- 全期間を通じて(確率的影響)
- 主な影響: 小児がん・白血病などの発がん、および遺伝的影響
- 特徴: 流産や奇形(組織反応)とは異なり、しきい値が存在しないリスクに分類される。
試験での引っかけに注意! ⚠️
- 「奇形」が最も起きやすいのは 2 $\sim$ 8 週(器官形成期)
- 「精神発達遅滞」が最も起きやすいのは 8 $\sim$ 15 週(胎児期)
16週 $\sim$ 25週になると「精神発達遅滞」の感受性は低下し、25週以降はリスクなしとされる!