放射線を浴びて細胞が死んだ結果、組織や臓器に現れる症状を組織反応(旧名:確定的影響)と呼ぶ!
1. 組織反応(確定的影響)のルール ⚠️
組織反応(確定的影響)は、一定の放射線量(しきい値)を超えると全員に必ず出る症状である。
- しきい値がある:一定以上浴びないと発症しない。
- 重症度が線量に比例する:たくさん浴びるほど、症状がひどくなる!
2. 有害事象の出現タイミング ⏱️
症状が現れる時期によって「早期反応」と「晩期反応」に分けられる。
最も感受性が高いのは? 👁️
目の水晶体は極めて弱く、0.5 Gy という低線量で「白内障」の兆候が始まる!
3. 被ばく後の血球減少の順番 🩸
- リンパ球(数時間 $\sim$):例外的に直接死ぬ(間期死)ため真っ先に消える!
- 好中球(数日)
- 血小板(1 $\sim$ 2週間):これが減ると止血できなくなり「出血」が始まる。
- 赤血球(数ヶ月):寿命が120日と長いため、減り始めるのが最も遅い。
4. 皮膚の症状が現れる順番 🩹
- 発赤:血管透過性亢進(血管が緩む)により赤くなる。
- 脱毛:毛根の細胞は分裂が盛んなため放射線に弱い。
- 表皮剥離(乾性 $\sim$ 湿性落屑):皮膚の工場(基底細胞)が全滅。
- びらん・潰瘍:深いところまでダメージが到達した深刻な状態。