📢 増幅器(アンプ)とは?
📈 増幅器の諸特性と基本パラメータ
増幅器が「信号をどれくらい大きくしたか」を表す倍率のことを、利得(ゲイン)という。単位はデシベル( $ \mathrm{[dB]} $ )
- 電圧利得:増幅器を通った電圧(出力電圧)が何倍になったか。$ G_v = 20 \ \log_{10} \left( \frac{V_{out}}{V_{in}} \right) \ \mathrm{[dB]} $
- 電力利得:増幅器を通った電力(出力電力)が何倍になったか。$ G_p = 10 \ \log_{10} \left( \frac{P_{out}}{P_{in}} \right) \ \mathrm{[dB]} $
多段(直列)接続時の利得
直列接続(縦続接続)における全体系の利得( $ \mathrm{[dB]} $ )は、各段の利得の合計
⚖️ ダイナミックレンジとSN比
🎛️ 演算増幅器(オペアンプ)の基本特性
「演算(計算)」するための「増幅器」
入力された電圧を元に足し算・引き算・増幅などが自由自在にできる。
🔗 オペアンプ基本回路構成
「理想的なオペアンプ」に電気抵抗を接続することで、信号を自在に操るための基本回路
※以下、$R_i$ は入力側に繋ぐ抵抗、$R_f$ は出力から入力へ戻す(帰還)抵抗
🛠️ 応用電子回路による信号処理
「理想的なオペアンプ」に電気抵抗とコンデンサを組み合わせることで、信号の変化を捉えたり、波形を整えたりする回路。
- 微分回路:入力信号の「急激な変化」だけを抽出する回路
役割:信号が勢いよく変わった瞬間だけ、その変化量を出力する - 積分回路:入力信号の「変化を平滑化(ならす)」する回路
役割:細かく変化する信号を、時間をかけて溜め込み、なだらかな波形にする - リミッタ回路:役割:ダイオードの導通特性を利用し、指定した一定の電圧以上の信号をカットして振幅を制限する。
- 整流・平滑回路:役割:ダイオードで交流を直流(脈流)にし、コンデンサの充放電特性で脈動(リップル)を抑え、平滑な直流電圧を得る。
- コッククロフト・ウォルトン回路:役割:コンデンサとダイオードの多段接続により、変圧器の電圧を整数倍に昇圧する回路。段数を $N$ とすると、最大 $2N$ 倍の電圧が得られる。
🔄 AD変換とDA変換(信号相互変換)
- AD変換(アナログ・デジタル変換):アナログ信号を、コンピュータが理解できる離散的な数値($0$と$1$の並び)に変換する。
- DA変換(デジタル・アナログ変換):コンピュータの数値を、再び現実世界で使える滑らかなアナログ電圧に変換する。