🕒 過渡現象の基礎とスイッチング
- ①例:10に設定する!
- ②スイッチ「ON」
- ③電圧が0.1… 1… 5… 9…と目標の「10」に向かってじわじわと増えていく。この変化の途中の時間が「過渡現象」
- ④無事に 10 にたどり着き、そこから先はずっと 10 のまま波立たずに安定した状態(定常状態)
🔌 RC直列回路の充電と放電
電気抵抗 $R$ とコンデンサ $C$ の直列回路における電荷の動き!
- コンデンサの充電(電源に接続したとき)
①電源に接続した瞬間、コンデンサに、目標の電圧 $E$ に向かって電流が流れて電荷が溜まっていく
②最初はコンデンサに電荷が空なので電流がドバドバ流れて行く(短絡状態)
③コンデンサの中にどんどん電荷が溜まってくる。
④電荷が溜まってきてギュウギュウの中(過度期)に無理やり電流を流そうとするから、ものすごい圧力(電圧)が生まれる。
⑤電荷を押し込むスペースがないから電荷はもう入ってこないし、圧力は最大!(電流はゼロ・電圧は最大=定常状態)
$ v_C = E ( 1 - e^{-t / ( C R )} ) $
- コンデンサの放電(電源との接続を外したとき)
$ v_C = E e^{-t / ( C R )} $
時定数との関係:時定数 $ \tau = C R $ の時間が経過した瞬間、電圧は初期値の約 $ 36.8 \% $ まで減衰!
🌀 RL直列回路の過渡特性
- コイルと電源を接続した時
① 電源に接続した瞬間、コイルは電流の変化を嫌うため、電磁誘導によって逆向きの電圧を発生させて、電気の流入を拒む(電流ゼロ)。
② コイルの拒絶が徐々に弱まり、電流がじわじわと流れ始める(過度期)。
③ 電流が目標値( $I = E/R$ )に達する(定常状態)。 - コイルと電源の接続を外したとき
① 電源との接続を外した瞬間、電流が止まることを嫌うコイルは、自分の磁界のエネルギーを電磁誘導によって放出し電流を流そうとする。
② 電流がながれるが徐々に勢いを失っていく。
③ 最終的に電流はゼロになる。(定常状態)
$ \tau = L / R \ \mathrm{[s]} $
コイルの特性:コイルは電流の変化を妨げる自己インダクタンス効果(電磁誘導)を持つため、スイッチONの瞬間は電流がほぼ流れず(開放状態)、時間の経過に伴って徐々に増加!