※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。
1.腎臓・副腎 (11問)
腎臓・副腎から出るホルモン 💡
- 腎臓:レニン(血圧上昇のスイッチ)、エリスロポエチン(赤血球産生指示)
- 副腎皮質:アルドステロン(電解質)、コルチゾール(糖代謝・ストレス)
- 副腎髄質:アドレナリン・ノルアドレナリン(カテコールアミン)
副腎関連疾患のポイント 💥
- 褐色細胞腫:副腎髄質等の腫瘍。カテコールアミン過剰により高血圧を呈する。
- クッシング症候群:コルチゾール過剰。
- インスリノーマ:低血糖が主徴(高血圧はきたさない)。
エリスロポエチン:骨球で赤血球を作るよう指示を出します。
※アンドロゲンは副腎皮質(網状層)や精巣から分泌される男性ホルモンの一種
アルドステロン:電解質コルチコイド(球状層から分泌)です。
※アドレナリンは副腎「髄質」からです。
2.下垂体 (4問)
下垂体の役割とホルモン 💡
- 前葉:成長ホルモン(GH)、TSH、ACTH。
- 後葉:バソプレシン(抗利尿ホルモン:ADH)。尿を濃縮し水分を保持する。
- ソマトスタチン:GHやグルカゴンの分泌を抑制する。
下垂体疾患の結論 💥
- 尿崩症:バソプレシンの欠乏(低下)。大量の薄い尿が出る。
- 先端巨大症:成長ホルモンの過剰分泌。
- クッシング病:下垂体からのACTH過剰が原因。
先端巨大症:下垂体前葉の腫瘍により成長ホルモンが過剰に出て、顔立ちや手足が大きくなる病気です。
3.その他 (9問)
血糖調節と膵臓 💡
- インスリン(β細胞):血糖値を下げる唯一のホルモン。
- グルカゴン(α細胞):血糖値を上げる。
- 糖尿病:インスリン作用の不足により高血糖が持続。合併症は網膜症、腎症、神経障害(し・め・じ)。
ホルモンと疾患のペア 💥
- 肢端巨大症:成長ホルモン過剰
- 尿崩症:バソプレシン不足
- 褐色細胞腫:アドレナリン・ノルアドレナリン過剰(高血圧)
- 糖尿病:インスリン不足・作用低下
※インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンです。
網膜症:視力低下や失明の原因となる眼の合併症です。
※これに神経障害を加えた「し・め・じ」が有名です。
2.ソマトスタチンは主に膵臓のδ(D)細胞や視床下部から分泌
3.カテコラミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン)を分泌するのは副腎髄質
4.サイロキシン(T4)を分泌するのは甲状腺
クッシング症候群ー副腎皮質機能亢進
尿崩症ー下垂体後葉から放出される抗利尿ホルモンであるバソプレシン(ADH)が欠乏(低下)
先端巨大症ー下垂体前葉から分泌される成長ホルモン(GH)が過剰に分泌
尿崩症ーバソプレシン
褐色細胞腫ーカテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン)
Cushing(クッシング)症候群ーコルチゾール