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ホルモン (過去19年/24問出題)

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※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

1.腎臓・副腎 (11問)

腎臓・副腎から出るホルモン 💡

  • 腎臓:レニン(血圧上昇のスイッチ)、エリスロポエチン(赤血球産生指示)
  • 副腎皮質:アルドステロン(電解質)、コルチゾール(糖代謝・ストレス)
  • 副腎髄質:アドレナリン・ノルアドレナリン(カテコールアミン)

副腎関連疾患のポイント 💥

  • 褐色細胞腫:副腎髄質等の腫瘍。カテコールアミン過剰により高血圧を呈する。
  • クッシング症候群:コルチゾール過剰。
  • インスリノーマ:低血糖が主徴(高血圧はきたさない)。
60PM11 【基礎医学大要】
腎臓から分泌されるのはどれか。2つ選べ。
1.レニン
2.リパーゼ
3.アンドロゲン
4.アルドステロン
5.エリスロポエチン
正解:15
レニン:血圧を上げる仕組みを始動させます。
エリスロポエチン:骨球で赤血球を作るよう指示を出します。
※アンドロゲンは副腎皮質(網状層)や精巣から分泌される男性ホルモンの一種
66PM12 【基礎医学大要】
腎臓で産生されるのはどれか。2つ選べ。
1.レニン
2.カルシトニン
3.バソプレシン
4.パラトルモン
5.エリスロポエチン
正解:15
言い方をかえただけ!
71AM61 【基礎医学大要】
腎臓から分泌されるのはどれか。
1.レニン
2.アドレナリン
3.バソプレシン
4.ソマトスタチン
5.アルドステロン
正解:1
腎臓よく出んなー
74AM55 【基礎医学大要】
副腎から分泌されるのはどれか。
1.グルカゴン
2.カルシトシン
3.コルチゾール
4.バソプレシン
5.トリヨードサイロニン
正解:3
コルチゾール:副腎皮質(束状層)から分泌される糖質コルチコイドで、糖代謝やストレス反応、抗炎症作用など多彩な働きをします。
65PM11 【基礎医学大要】
副腎皮質から分泌されるのはどれか。2つ選べ。
1.グルカゴン
2.アドレナリン
3.エストロゲン
4.コルチゾール
5.アルドステロン
正解:45
コルチゾール:糖質コルチコイドです。
アルドステロン:電解質コルチコイド(球状層から分泌)です。
※アドレナリンは副腎「髄質」からです。
72AM52 【基礎医学大要】
副腎が産生するホルモンはどれか。
1.アンジオテンシン
2.インスリン
3.グルカゴン
4.ノルアドレナリン
5.レニン
正解:4
ノルアドレナリン:副腎髄質から分泌されるカテコールアミンで、交感神経と協力して心拍数や血圧を上昇させます。
67AM61 【基礎医学大要】
昇圧物質を分泌する腫瘍が発生する臓器はどれか。
1.下垂体後葉
2.膵 臓
3.精 巣
4.副甲状腺
5.副 腎
正解:5
副腎髄質にできる「褐色細胞腫」という腫瘍は、アドレナリンやノルアドレナリンを過剰に放出し、発作的な高血圧や頭痛、動悸を引き起こします。
64PM24 【基礎医学大要】
高血圧をきたさないのはどれか。
1.褐色細胞腫
2.インスリノーマ
3.クッシング症候群
4.甲状腺機能亢進症
5.原発性アルドステロン症
正解:2
インスリンを過剰に産生する膵臓の腫瘍で、主な症状は「低血糖」です。高血圧は伴いません。
65PM23 【基礎医学大要】
高血圧を生じるのはどれか。
1.膵癌
2.くる病
3.褐色細胞腫
4.前立腺肥大症
5.Parkinson(パーキンソン)病
正解:3
副腎髄質などから昇圧物質が過剰に出るため、著明な高血圧が見られます。
69AM59 【基礎医学大要】
高血圧を呈するのはどれか。
1.川崎病
2.慢性膵炎
3.褐色細胞腫
4.多発性骨髄腫
5.甲状腺機能低下症
正解:3
副腎髄質などから血圧を上げるアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されるため、著明な高血圧が見られます。
77PM46 【基礎医学大要】
Cushing(クッシング)病で過剰分泌されるのはどれか。
1.成長ホルモン
2.抗利尿ホルモン
3.性腺刺激ホルモン
4.甲状腺刺激ホルモン
5.副腎皮質刺激ホルモン
正解:5
下垂体にできた腫瘍から副腎皮質刺激ホルモン (ACTH) が過剰に出ることで、副腎皮質が刺激され、コルチゾールが過剰分泌される疾患を「クッシング病」と呼びます。

2.下垂体 (4問)

下垂体の役割とホルモン 💡

  • 前葉:成長ホルモン(GH)、TSH、ACTH。
  • 後葉:バソプレシン(抗利尿ホルモン:ADH)。尿を濃縮し水分を保持する。
  • ソマトスタチン:GHやグルカゴンの分泌を抑制する。

下垂体疾患の結論 💥

  • 尿崩症:バソプレシンの欠乏(低下)。大量の薄い尿が出る。
  • 先端巨大症:成長ホルモンの過剰分泌。
  • クッシング病:下垂体からのACTH過剰が原因。
68AM50 【基礎医学大要】
下垂体後葉から分泌されるのはどれか。
1.成長ホルモン
2.バソプレシン
3.ソマトスタチン
4.甲状腺刺激ホルモン
5.副腎皮質刺激ホルモン
正解:2
バソプレシン:尿を濃縮し、体の水分を保持する働きをします。
75PM61 【基礎医学大要】
成長ホルモンを産生するのはどれか。
1.膵臓
2.副腎
3.下垂体
4.甲状腺
5.松果体
正解:3
脳の下部にぶら下がっている「下垂体」の前葉で産生・分泌され、骨や筋肉の成長、代謝の促進に関わります。
71PM59 【基礎医学大要】
下垂体の異常によって起こるのはどれか。2つ選べ。
1.尿崩症
2.先端巨大症
3.Down(ダウン)症候群
4.Basedow(バセドウ)病
5.Parkinson(パーキンソン)病
正解:12
尿崩症:下垂体後葉からのバソプレシン分泌低下により、大量の薄い尿が出る病気です。
先端巨大症:下垂体前葉の腫瘍により成長ホルモンが過剰に出て、顔立ちや手足が大きくなる病気です。
68PM61 【基礎医学大要】
ホルモン分泌低下による疾患はどれか。
1.先端巨大症
2.中枢性尿崩症
3.原発性アルドステロン症
4.Cushing(クッシング)症候群
5.Parkinson(パーキンソン)病
正解:2
中枢性尿崩症:抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌が不足することで、水分の再吸収ができなくなり、多尿を引き起こす疾患です。

3.その他 (9問)

血糖調節と膵臓 💡

  • インスリン(β細胞):血糖値を下げる唯一のホルモン。
  • グルカゴン(α細胞):血糖値を上げる。
  • 糖尿病:インスリン作用の不足により高血糖が持続。合併症は網膜症、腎症、神経障害(し・め・じ)。

ホルモンと疾患のペア 💥

  • 肢端巨大症:成長ホルモン過剰
  • 尿崩症:バソプレシン不足
  • 褐色細胞腫:アドレナリン・ノルアドレナリン過剰(高血圧)
  • 糖尿病:インスリン不足・作用低下
64PM13 【基礎医学大要】
血糖値を上昇させるのはどれか。
1.インスリン
2.ガストリン
3.グルカゴン
4.プロラクチン
5.アルドステロン
正解:3
グルカゴン:膵臓の α 細胞から分泌され、肝臓でのグリコーゲン分解を促して血糖値を上げます。
※インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンです。
63PM19 【基礎医学大要】
糖尿病で作用が低下しているのはどれか。
1.グルカゴン
2.インスリン
3.アドレナリン
4.成長ホルモン
5.甲状腺ホルモン
正解:2
膵臓から分泌されるインスリンの作用が不足(分泌不足、または効きが悪くなる抵抗性)することで、血糖値が慢性的に高い状態になるのが糖尿病です。
61PM27 【基礎医学大要】
糖尿病の代表的な合併症はどれか。2つ選べ。
1.肝障害
2.腎障害
3.網膜症
4.白質脳症
5.間質性肺炎
正解:23
腎障害(糖尿病腎症):透析導入の主要原因です。
網膜症:視力低下や失明の原因となる眼の合併症です。
※これに神経障害を加えた「し・め・じ」が有名です。
69AM56 【基礎医学大要】
尿量調節と関連が最も低いのはどれか。
1.レニン
2.バソプレシン
3.アルドステロン
4.ソマトスタチン
5.アンジオテンシン
正解:4
ソマトスタチン:成長ホルモンやグルカゴンの分泌を抑制するホルモンで、尿量の直接的な調節(レニン-アンジオテンシン系やバソプレシン)との関連は最も低いです。
74PM62 【基礎医学大要】
卵巣から分泌され、子宮内膜の増殖に最も関係するホルモンはどれか。
1.インスリン
2.エストロゲン
3.サイロキシン
4.テストステロン
5.プロゲステロン
正解:2
エストロゲン(卵胞ホルモン):月経周期の前半(卵胞期)に卵巣から分泌され、子宮内膜を厚く増殖させる働きがあります。
78PM44 【基礎医学大要】
女性の更年期症状で最も頻度が低いのはどれか。
1.動 悸
2.低血圧
3.抑うつ
4.易疲労感
5.顔のほてり
正解:2
更年期障害は、卵巣機能の低下に伴うエストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少により、血管が収縮しやすくなり、自律神経も乱れるため、血圧が上がりやすくなる。
60PM14 【基礎医学大要】
正しい組合せはどれか。
1.視床下部 ー プロラクチン
2.下垂体前葉 ー ソマトスタチン
3.甲状腺 ー カテコラミン
4.副腎皮質 ー サイロキシン
5.精巣 ー テストステロン
正解:5
1.プロラクチン産生・分泌するのは下垂体前葉
2.ソマトスタチンは主に膵臓のδ(D)細胞や視床下部から分泌
3.カテコラミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン)を分泌するのは副腎髄質
4.サイロキシン(T4)を分泌するのは甲状腺
63PM20 【基礎医学大要】
内分泌機能と疾患との組合せで正しいのはどれか。
1.甲状腺機能低下 ー クレチン病
2.副甲状腺機能亢進 ー アジソン病
3.副腎皮質機能低下 ー クッシング症候群
4.下垂体前葉機能低下症 ー 尿崩症
5.下垂体後葉機能亢進 ー 先端巨大症
正解:1
アジソン病ー副腎皮質機能低下
クッシング症候群ー副腎皮質機能亢進
尿崩症ー下垂体後葉から放出される抗利尿ホルモンであるバソプレシン(ADH)が欠乏(低下)
先端巨大症ー下垂体前葉から分泌される成長ホルモン(GH)が過剰に分泌
66PM24 【基礎医学大要】
疾患とその原因となるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
1.糖尿病 ー プロラクチン
2.尿崩症 ー アルドステロン
3.褐色細胞腫 ー グルカゴン
4.Basedow(バセドウ)病 ー サイロキシン
5.Cushing(クッシング)症候群 ー ドパミン
正解:4
糖尿病ーインスリン
尿崩症ーバソプレシン
褐色細胞腫ーカテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン)
Cushing(クッシング)症候群ーコルチゾール