‹

二重支配 (過去19年/13問出題)

📖 二重支配の知識へ
🛡️ 二重支配 のまとめ ▼

肺のダブルルート 💡

  • 機能血管:肺動脈(仕事:ガス交換用)!
  • 栄養血管:気管支動脈(維持:肺組織用)!

肝臓のダブルルート 💥

  • 機能血管:門脈(仕事:栄養輸送用・血流の7〜8割)!
  • 栄養血管:肝動脈(維持:肝細胞用・酸素供給)!

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

61PM7 【基礎医学大要】
血管の二重支配を受けているのはどれか。2つ選べ。
1.脳
2.肺
3.肝臓
4.脾臓
5.腎臓
正解:23
肺(肺動脈と気管支動脈)および 肝臓(門脈と肝動脈)は、ガス交換や代謝などの「機能」を果たすための血流と、臓器そのものを維持するための「栄養」血流の 2 系統を持っています。
64PM8 【基礎医学大要】
機能血管と栄養血管とが異なるのはどれか。2つ選べ。
1.肺
2.肝臓
3.脾臓
4.腎臓
5.膵臓
正解:12
問い方を変えただけ!
72PM59 【基礎医学大要】
動脈の閉塞による梗塞を起こしにくいのはどれか。
1.肝臓
2.小脳
3.心臓
4.腎臓
5.脾臓
正解:1
肝臓は門脈と肝動脈の二重血流支配を受けているため、一方の血管が閉塞しても直ちに組織が壊死(梗塞)に陥ることは少なく、冠動脈や腎臓、脾臓、脳などの終動脈(単一支配)を持つ臓器に比べて梗塞が起こりにくい特徴があります。
67AM56 【基礎医学大要】
2 種類の静脈系を有するのはどれか。
1.膵 臓
2.副 腎
3.卵 巣
4.肝 臓
5.甲状腺
正解:4
胃腸からの栄養を運ぶ「門脈(静脈血だが機能血管)」と、肝臓から心臓へ戻る「肝静脈(通常の流出路)」の 2 種類の静脈系を有します。
69AM54 【基礎医学大要】
肺の栄養血管はどれか。
1.肺動脈
2.内胸動脈
3.肋間動脈
4.気管支動脈
5.外側胸動脈
正解:4
肺の栄養供給は気管支動脈
肺の組織そのものに酸素や養分を供給するための血管です。肺動脈はガス交換のための「機能血管」です。
73PM62 【基礎医学大要】
肺の組織に酸素を供給するのはどれか。
1.肺静脈
2.肺動脈
3.内胸動脈
4.肋間動脈
5.気管支動脈
正解:5
気管支動脈!
60PM6 【基礎医学大要】
機能血管はどれか。
1.冠動脈
2.鎖骨下動脈
3.気管支動脈
4.門脈
5.下腸間膜動脈
正解:4
門脈は、消化管で吸収した栄養を肝臓で代謝・解毒するために運ぶ機能血管です。
62PM12 【基礎医学大要】
血液が肝臓に流入するのはどれか。2つ選べ。
1.門脈
2.腎静脈
3.肝動脈
4.上腸間膜動脈
5.下腸間膜動脈
正解:13
1. 門脈:消化管からの栄養を運ぶ機能血管です。
3. 肝動脈:酸素を運ぶ栄養血管です。
※肝静脈は肝臓から「流出」する血管、上・下腸間膜動脈は門脈に合流する前の「動脈」です。
65PM8 【基礎医学大要】
食後の血中糖濃度が最も高いのはどれか。
1.門脈
2.肺静脈
3.肺動脈
4.脾静脈
5.内頸動脈
正解:1
門脈は小腸などの消化管で吸収された糖(グルコース)は、毛細血管を通って門脈に集まるため、食後の血中糖濃度が全身で最も高い場所になります。
78AM42 【基礎医学大要】
門脈に流入するのはどれか。
1.奇静脈
2.腎静脈
3.肺静脈
4.下大静脈
5.上腸間膜静脈
正解:5
門脈は消化管からの栄養を運ぶ血管です!
73AM60 【基礎医学大要】
門脈系に流入する静脈でないのはどれか。
1.肝静脈
2.脾静脈
3.左胃静脈
4.上腸間膜静脈
5.下腸間膜静脈
正解:1
肝静脈は門脈を流れた血液が肝実質を通った後、下大静脈へ戻るための出口が「肝静脈」です。なので、肝静脈は門脈系への「流入」ではなく、そこからの「流出」経路です。
72PM63 【基礎医学大要】
食道静脈瘤の原因で最も多いのはどれか。
1.肝硬変
2.腎不全
3.虫垂炎
4.脾動脈瘤
5.食道アカラシア
正解:1
肝硬変により肝臓内の血流が滞ると、門脈の圧力が上昇します。(門脈圧亢進症)その逃げ道として食道の静脈が膨らみ、「食道静脈瘤」を形成します。これが破裂すると大出血の原因となります。
78PM41 【基礎医学大要】
肝転移の原発腫瘍で最も頻度が高いのはどれか。
1.腎 癌
2.膠芽腫
3.大腸癌
4.子宮体癌
5.前立腺癌
正解:3
門脈は消化管からの栄養を運ぶ血管です!
消化管の癌が門脈の血流に乗って肝臓に流れついて転移を起こすことが多い!