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泌尿器の構造 (過去19年/7問出題)

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🛡️ 泌尿器の構造 のまとめ ▼

腎臓の基本スペック 💡

  • 位置: 第11・12胸椎〜第3腰椎。右腎は左腎より低い(肝臓の影響)。
  • 区分: 後腹膜臓器。外側の皮質(腎小体)と内側の髄質(尿細管)に分かれる。
  • 最小単位: ネフロン = 腎小体(糸球体+ボーマン嚢)+ 尿細管。

尿路の構造と感染リスク ⚠️

  • 排泄順路: 腎杯 → 腎盂 → 尿管 → 膀胱 → 尿道。
  • 尿管の狭窄: 腎盂尿管移行部、総腸骨動脈交叉部、膀胱壁貫通部の3箇所(結石に注意)。
  • 尿路感染: 女性に多い(尿道が短く、外尿道口と肛門が近いため)。

腎機能と重要物質 💥

  • ろ過量: 1日約150L(GFR)。
  • 再吸収: ブドウ糖は近位尿細管で100%再吸収。
  • ホルモン: レニン(血圧UP)、エリスロポエチン(貧血防止)。
  • 疾患: 透析導入の第1位は糖尿病腎症。小児の腎腫瘍はウィルムス腫瘍。

結石と水腎症のポイント 💎

  • 透過性結石: 尿酸結石やシスチン結石。X線を透過するため単純写真に写りにくい!
  • 水腎症: 閉塞(尿管結石や神経因性膀胱など)により腎盂・腎杯が拡張した状態。

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

72PM50 【基礎医学大要】
腎臓の解剖について正しいのはどれか。
1.腹腔内臓器である。
2.皮質は主に集合管からなる。
3.髄質は主に糸球体からなる。
4.髄質は皮質の外側に位置する。
5.右側は左側よりも低位であることが多い。
正解:5
右腎の上部には大きな肝臓があるため、左腎に比べて 1 〜 2 cm ほど低い位置(第 12 胸椎 〜 第 3 腰椎付近)にあります。
腎臓は後腹膜臓器
腎臓の外側に位置する皮質には、血液を濾過する糸球体(腎小体)や近位・遠位尿細管が主に存在
内側の髄質には、主にヘンレループ(ヘンレの罠)集合管が位置
76PM61 【基礎医学大要】
ネフロン〈腎単位〉の構造でないのはどれか。
1.腎杯
2.糸球体
3.遠位尿細管
4.近位尿細管
5.ボーマン嚢
正解:1
ネフロンは、腎小体、尿細管の2つで構成される。
腎小体は血液の濾過を行う部位であり、血管の塊である糸球体と、それを包む袋状のボーマン嚢からなる。
尿細管はボーマン嚢から始まる細い管であり、近位尿細管、ヘンレループ(ヘンレの罠)、遠位尿細管の順に構成される
腎杯は尿がネフロンを抜けた後に集まる「排泄路」の一部
66PM2 【基礎医学大要】
皮質と髄質で構成されるのはどれか。2つ選べ。
1.甲状腺
2.肝臓
3.膵臓
4.副腎
5.腎臓
正解:45
副腎:外側の皮質(ステロイドホルモン)と内側の髄質(アドレナリン等)に分かれます。
腎臓:外側の皮質(糸球体)と内側の髄質(尿細管・集合管)に分かれます。
77PM53 【基礎医学大要】
腎臓で血液のろ過を行うのはどれか。
1.糸球体
2.腎 盂
3.腎静脈
4.尿 管
5.尿細管
正解:1
糸球体は血圧を利用して、血液成分を選別(濾過)する腎機能の起点です。
67AM55 【基礎医学大要】
尿細管での再吸収率が最も高いのはどれか。
1.尿 素
2.ケトン体
3.ブドウ糖
4.アンモニア
5.ビリルビン
正解:3
原尿中に濾過されたブドウ糖は、健康な人であれば近位尿細管で「100%」再吸収されます。尿中に糖が出るのは、血糖値が高すぎて再吸収能力を超えた場合です。
62PM16 【基礎医学大要】
尿の排泄の順で3番目はどれか。
1.膀胱
2.尿道
3.腎盂
4.尿管
5.腎杯
正解:4
腎杯(5) → 腎盂(3) → 尿管(4) → 膀胱(1) → 尿道(2) の順
70PM60 【基礎医学大要】
男性よりも女性に尿路感染症が多い原因はどれか。
1.尿道が短い。
2.精液が通過しない。
3.知覚神経が過敏である。
4.尿道括約筋が発達している。
5.外尿道口と肛門の距離が短い。
正解:15
1. 尿道が短い:女性の尿道は約 3 〜 4 cm と男性に比べて非常に短く、外部から細菌が膀胱に到達しやすい構造です。
5. 外尿道口と肛門の距離が短い:肛門周囲の腸内細菌(大腸菌など)が尿道口に付着しやすいためです。