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生殖器(女性) (過去19年/12問出題)

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🛡️ 生殖器(女性) のまとめ ▼

解剖と受精のポイント 💡

  • 受精場所: 卵管(卵管膨大部)。
  • 子宮の位置: 膀胱の背側、直腸の腹側。
  • 子宮壁の3層: 内膜(粘膜)、筋層(平滑筋)、外膜(漿膜)。

性周期とホルモン ⚠️

  • 排卵日: 月経開始から約14日目(28日周期の場合)。
  • 基礎体温: 排卵を境に低温期から高温期へ。
  • プロゲステロン: 黄体から分泌。体温上昇と内膜維持。

疾患の頻出データ 💥

  • 子宮筋腫: 筋層の平滑筋由来。良性。
  • 子宮頸がん: 原因はHPV(ウイルス)。
  • 卵巣腫瘍(奇形腫): 内部に脂肪を含む。
  • 卵巣がん: 腹膜播種が特徴。

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

1.働き (5問)

77PM47 【基礎医学大要】
正常月経周期の順序で正しいのはどれか。
1.月経 → 黄体期 → 排卵 → 卵胞期 → 月経
2.月経 → 黄体期 → 卵胞期 → 排卵 → 月経
3.月経 → 排卵 → 卵胞期 → 黄体期 → 月経
4.月経 → 卵胞期 → 黄体期 → 排卵 → 月経
5.月経 → 卵胞期 → 排卵 → 黄体期 → 月経
正解:5
月経 → 卵胞期 → 排卵 → 黄体期 → 月経:子宮内膜が剥がれ落ちる「月経」から始まり、卵胞が育つ時間、卵が出る「排卵」、受精準備の「黄体期」を経て再び月経へと戻ります。
63PM8 【基礎医学大要】
月経が28日周期の場合、排卵日に最も近いのはどれか。ただし、月経開始日を1日目とする。
1.1日目
2.8日目
3.14日目
4.22日目
5.26日目
正解:3
28 日周期の場合、次回の月経開始予定日の約 14 日前(すなわち今回開始から 14 日目)に排卵が起こるのが一般的です。
68AM56 【基礎医学大要】
女性の性周期で正しいのはどれか。
1.基礎体温は排卵を境に低温期となる。
2.卵胞ホルモンの分泌は排卵後に増加する。
3.卵胞期では子宮内膜の厚さは一定である。
4.月経は黄体ホルモン値の上昇に伴い終了する。
5.卵胞刺激ホルモンの分泌は排卵時にピークとなる。
正解:5
1.基礎体温は、排卵を境にして卵胞期(低温相)から黄体期(高温相)へと移行
2.卵胞ホルモン(エストロゲン)は成熟した卵胞から分泌され、排卵前に分泌のピークを迎える
3. 卵胞期においては、分泌が増加したエストロゲンの作用により、子宮内膜が増殖して厚くなる
4.受精・着床が起こらないと黄体が退行し、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が急激に減少。その結果、維持されていた子宮内膜が剥がれ落ち、月経(消退出血)が開始する。
72PM55 【基礎医学大要】
ヒトにおいて受精は通常どこで起こるか。
1.膣
2.腹腔
3.卵管
4.子宮頸部
5.子宮体部
正解:3
排卵された卵子と精子が出会い、受精が起こるのは「卵管(特に卵管膨大部)」です。受精卵は数日かけて子宮へと移動し、着床します。
76PM64 【基礎医学大要】
受精が起こるのはどれか。
1.膣
2.卵管
3.卵巣
4.子宮頸部
5.子宮内膜
正解:2
子宮ではなく、子宮へと続く管である「卵管」の中で生命が誕生します。

2.疾患 (7問)

62PM19 【基礎医学大要】
発がんにウイルスが関与するのはどれか。
1.肺癌
2.胃癌
3.声門癌
4.子宮頚癌
5.悪性黒色腫
正解:4
子宮頚癌はヒトパピローマウイルス (HPV) の持続的な感染が最大の原因であることが解明されています。ワクチンの有効性もここにあります。
70PM61 【基礎医学大要】
ウイルス感染と発症の関連が深いのはどれか。
1.子宮外妊娠
2.子宮筋腫
3.子宮頸癌
4.子宮体癌
5.子宮内膜症
正解:3
子宮頸癌、ヒトパピローマ!セットで覚えよう!
61PM20 【基礎医学大要】
ウイルスが発症に関与しないのはどれか。
1.上咽頭癌
2.肝細胞癌
3.腎細胞癌
4.子宮頸癌
5.成人T細胞性白血病
正解:3
1. EB
2. B・C 型肝炎
4. HPV
5. HTLV-1 など
63PM17 【基礎医学大要】
卵巣癌が最も転移しやすいのはどれか。
1.脳
2.肺
3.肝臓
4.腹膜
5.卵巣
正解:4
卵巣癌は癌細胞が腹腔内にこぼれ落ちて広がる「腹膜播種(はしゅ)」を非常に起こしやすく、腹水の貯留などもここから生じます。
72AM50 【基礎医学大要】
性ホルモンが腫瘍の増殖に関わるのはどれか。2つ選べ
1.膣癌
2.陰茎癌
3.尿道癌
4.子宮体癌
5.前立腺癌
正解:45
4. 子宮体癌:エストロゲン(卵胞ホルモン)の刺激が発症や増殖に関わります。
5. 前立腺癌:アンドロゲン(男性ホルモン)の刺激によって増殖が促進されます。ホルモン療法が治療の大きな柱です。
73AM59 【基礎医学大要】
生殖器の腫瘍で最も脂肪を含む頻度が高いのはどれか。
1.陰茎腫瘍
2.子宮頸癌
3.精巣腫瘍
4.前立腺癌
5.卵巣腫瘍
正解:5
卵巣には「成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢腫)」という腫瘍がよく発生し、その内部には皮脂、毛髪、歯、脂肪組織などが含まれます。CT や MRI で脂肪成分を容易に確認できます。
66PM22 【基礎医学大要】
子宮に最も高頻度に生じる良性腫瘍の由来細胞はどれか。
1.子宮頸部間質線維細胞
2.子宮体部漿膜中皮細胞
3.子宮体部筋層平滑筋細胞
4.子宮体部内膜腺上皮細胞
5.子宮頸部頸管円柱上皮細胞
正解:3
子宮体部筋層平滑筋細胞:子宮に最も頻繁に見られる良性腫瘍である「子宮筋腫」は、子宮壁の厚い筋肉の層(筋層)を構成する平滑筋細胞が異常増殖したものです。