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腫瘍 (過去19年/15問出題)

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腫瘍の基礎知識 💡

  • 良性:膨張性増殖、転移・再発少ない。
  • 悪性:浸潤性増殖、転移・再発多い。
  • 癌腫(Carcinoma):上皮組織(皮膚・粘膜・臓器の表面)から発生。
  • 肉腫(Sarcoma):非上皮組織(骨・筋肉・脂肪)から発生。

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

75AM59 【基礎医学大要】
腫瘍について正しいのはどれか.
1.上皮性悪性腫瘍を肉腫という。
2.早期がんは遠隔転移を起こさない。
3.遺伝子異常のある腫瘍を遺伝性腫瘍という。
4.浸潤のない悪性腫瘍を非上皮性腫瘍という。
5.進行がんの定義は臓器やがんの種類によって異なる。
正解:5
1.上皮性の悪性腫瘍は「癌」、骨や筋肉などの非上皮性組織から発生する悪性腫瘍を「肉腫」
2.早期がんの定義は主に「浸潤の深さ」に基づいています。
3.「遺伝性腫瘍」生まれながらの(先天的な)遺伝子変異が原因で発生するもの。
4.悪性腫瘍が浸潤していない周囲の組織へ状態は上皮内癌と呼ばれます。
65PM14 【基礎医学大要】
良性腫瘍はどれか。2つ選べ。
1.骨髄腫
2.脂肪腫
3.線維腫
4.神経芽腫
5.Hodgkin(ホジキン)リンパ腫
正解:23
脂肪腫・線維腫は増殖が緩やかで転移をしない「良性腫瘍」
77AM45 【基礎医学大要】
悪性腫瘍の発生数が最も少ないのはどれか。
1.食 道
2.胃
3.小 腸
4.結 腸
5.直 腸
正解:3
小腸は非常に長い臓器ですが、癌が発生する頻度は食道や胃、大腸に比べて極めて低い(全消化管癌の 1% 程度)ことが知られています。
68PM58 【基礎医学大要】
骨転移の頻度が低いのはどれか。
1.腎癌
2.乳癌
3.肺癌
4.食道癌
5.前立腺癌
正解:4
乳癌、肺癌、前立腺癌、腎癌、甲状腺癌などは骨転移を起こしやすい(好骨性腫瘍)ことで有名ですが、食道癌が骨に転移する頻度はこれらに比べると低いです。
77PM49 【基礎医学大要】
脳実質から発生する腫瘍で正しいのはどれか。
1.膠芽腫
2.髄膜腫
3.神経鞘腫
4.下垂体腺腫
5.頭蓋咽頭腫
正解:1
脳組織を構成する膠細胞(グリア細胞)から発生する、脳実質内に生じる悪性腫瘍です。
2, 3, 4, 5 は脳の周囲の膜や神経、腺組織から発生する、脳実質外の腫瘍です。
61PM26 【基礎医学大要】
転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。
1.肺癌
2.胃癌
3.膵癌
4.腎癌
5.大腸癌
正解:1
脳への転移(転移性脳腫瘍)として最も頻度が高い原発巣は肺癌(約 50%)であり、次いで乳癌、大腸癌などが続きます。
75PM64 【基礎医学大要】
転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。
1.腎癌
2.乳癌
3.肺癌
4.大腸癌
5.前立腺癌
正解:3
肺癌が圧倒的に多く全体の約半分!
73PM50 【基礎医学大要】
臓器と腫瘍との組み合わせで関係ないのはどれか。
1.大脳 ー びまん性星細胞腫
2.食道 ー 扁平上皮癌
3.肺  ー 小細胞癌
4.乳腺 ー 腺癌
5.腎臓 ー 褐色細胞腫
正解:5
褐色細胞腫は「副腎髄質」や交感神経節から発生する腫瘍です。
63PM12 【基礎医学大要】
組合せで誤っているのはどれか。
1.結核 ー 大動脈解離
2.C型肝炎 ー 肝硬変
3.脳動脈瘤 ー くも膜下出血
4.リウマチ熱 ー 心臓弁膜症
5.HIV感染症 ー AIDS
正解:1
結核 - 大動脈解離:関係ありません。大動脈解離の主な原因は高血圧や動脈硬化、先天的な血管の脆さなどです。結核は肺やリンパ節、骨などに炎症を起こします。
77AM48 【基礎医学大要】
悪性腫瘍とその発生原因の組み合わせで誤っているのはどれか。
1.胃 癌 ー ヘリコバクターピロリ菌
2.肝臓癌 ー A型肝炎ウイルス
3.外陰部癌 ー ヒトパピローマウイルス
4.カポジ肉腫 ー ヒトヘルペスウイルス
5.成人T細胞白血病 ー ヒトT細胞白血病ウイルス
正解:2
肝細胞癌の主な原因となるウイルス感染は「B 型肝炎 (HBV)」と「C 型肝炎 (HCV)」です。A 型肝炎は急性肝炎のみで、慢性化や発がんに関わることはほぼありません。
62PM20 【基礎医学大要】
病理解剖時に初めて発見される頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
1.舌癌
2.食道癌
3.膵臓癌
4.甲状腺癌
5.前立腺癌
正解:45
これらは進行が非常に緩やかなタイプがあり、別の死因で亡くなった方の病理解剖(ラテント癌)で偶然発見される頻度が高いことで知られています。
68AM61 【基礎医学大要】
小児に好発する腎腫瘍はどれか。
1.腎細胞癌
2.転移性腫瘍
3.悪性リンパ腫
4.血管筋脂肪腫
5.Wilms(ウィルムス)腫瘍
正解:5
小児期において最も発生頻度が高い、代表的な腎臓の悪性腫瘍です(腎芽腫)。
69AM61 【基礎医学大要】
小児に好発する脳腫瘍はどれか。
1.髄芽腫
2.髄膜腫
3.血管芽腫
4.下垂体腺腫
5.悪性リンパ腫
正解:1
小児の小脳(後頭蓋窩)に発生する代表的な悪性脳腫瘍です。
66PM25 【基礎医学大要】
成人と比較して小児に生じる頻度が高いのはどれか。
1.神経芽腫
2.褐色細胞腫
3.転移性副腎腫瘍
4.原発性アルドステロン症
5.Cushing(クッシング)症候群
正解:1
副腎髄質や交感神経節から発生する小児科領域の代表的な悪性腫瘍です。乳幼児に好発します。
70AM58 【基礎医学大要】
好発年齢が最も高いのはどれか。
1.膠芽腫
2.骨肉腫
3.神経芽腫
4.Wilms(ウィルムス)腫瘍
5.Ewing(ユーイング)腫瘍
正解:1
成人の脳実質内に生じる悪性腫瘍で、中年以降(50 〜 70 代)に最も多く見られます。
2 〜 5 はすべて小児や若年に好発する肉腫・芽腫です。