🦠 肺がん(悪性新生物)
- 組織型の割合:日本では腺がんが最も多く、次いで扁平上皮がん、小細胞がん、大細胞がんと続く
- 特徴:腺がんは非喫煙者や女性にも多く、喫煙との関連が少ない。また、成人における閉塞性無気肺の原因として頻度が高い
🚬 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 原因:主に喫煙
- 病態:肺胞壁の破壊(肺気腫)や慢性気管支炎により気道が狭くなり、息を吐き出しにくくなる
- 画像所見:肺の容積が増加(過膨張)し、樽状胸となる
🩸 肺血栓塞栓症
- 原因:下肢の深部静脈血栓症(DVT)から血栓が剥がれ落ち、血流に乗って肺動脈を閉塞する
- リスク:長期臥床(寝たきり)や大腿骨頭置換術後など、血流が滞ることが大きな要因
⚠️ その他の重要疾患
- 気胸(自然気胸):気腫性嚢胞(ブラ)が破裂し、胸膜腔に空気が漏れ出して肺が萎縮した状態
- サルコイドーシス:全身に肉芽腫ができる原因不明の疾患で、肺での発生頻度が最も高い。画像で両側肺門リンパ節腫脹(BHL)が見られる
- 肺真菌症:カビの一種であるアスペルギルスが原因となる
1.肺血栓塞栓症_まとめ用
- 原因:深部静脈血栓症
- 危険因子:長期臥床、大腿骨頭置換術後
- 必須検査:緊急CTで造影剤の使用が必要
2.その他の疾患_まとめ用
- サルコイドーシス:発生頻度が最も高いのは肺
- 無気肺(成人):原因として頻度が高いのは肺癌
- COPD:肺の容積が増加する
- 自然気胸:気腫性嚢胞(ブラ)と関係が深い
- 肺腺癌:喫煙との関連が少ない
- 肺真菌症:原因はアスペルギルス