👂 聴覚・平衡感覚器(耳)の構造

- 耳の区分
- 外耳:耳介と外耳道
- 中耳:鼓膜と、3つの小さな骨(耳小骨:ツチ・キヌタ・アブミ骨)がある空間。鼓膜に直接接しているのはツチ骨である。また、中耳から伸びる耳管は咽頭と繋がり、圧力を調節する。
- 内耳:側頭骨の深部にあり、音を感じる蝸牛と、平衡感覚(回転加速度)を司る三半規管・前庭(半規管)が存在!
- 音が伝わる仕組み
空気の振動 ➡ 鼓膜 ➡ 耳小骨(増幅) ➡ 蝸牛(リンパ液の振動) ➡ 聴神経 ➡ 大脳側頭葉(聴覚野)
👁️ 視覚器(目)の構造と機能
- 眼球の壁(三層構造)
- 外膜(線維膜):前方の透明な角膜と、後方の白い強膜(白目)。角膜は血管がない(無血管組織)ため、移植の際に拒絶反応が極めて起こりにくい
- 中膜(血管膜):血管とメラニンに富む。虹彩、毛様体、脈絡膜
- 内膜(網膜):カメラのフィルムに相当し、光を受容する視細胞(桿体・錐体)が存在する最も重要な層
- 光を通すルート(屈折要素)
外から入った光は、角膜 ➡ 眼房水 ➡ 水晶体 ➡ 硝子体 を通って網膜に達する。水晶体はレンズの役割で、ここが混濁すると白内障となり、薬物では改善せず手術が必要となる
視覚の伝導路
網膜 ➡ 視神経 ➡ 視交叉 ➡ 視索 ➡ 外側膝状体 ➡ 視放線 ➡ 視覚野(後頭葉)
※光を受容する視細胞は必ず網膜にある。また、視交叉のすぐ上には下垂体があり、下垂体腫瘍などで圧迫されると「両耳側半盲(両目の外側が見えない)」を引き起こす。
👅 その他の感覚と法則
- 味覚:舌の味蕾で感じる。前2/3は顔面神経、後ろ1/3は舌咽神経が脳へ伝える
- 嗅覚:鼻腔の嗅上皮で感じ、嗅神経(第I脳神経)を介して伝わる
- 感覚の法則:
- 全か無の法則:閾値を超えると常に一定の大きさの興奮が生じる法則
- ウェーバーの法則:識別できる最小の差は元の刺激の強さに比例する法則