免疫とは本来、外敵から体を守る仕組み。でも、特定の抗原(アレルゲン)に対して過剰に反応し、逆に体に害を与えてしまう現象をアレルギー(過敏症)と呼ぶ。
🚨 アレルギーの分類(クームスの分類)
- Ⅰ型アレルギー(即時型)
- 仕組み:IgE抗体が結合した肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミンなどが放出される。
- 特徴:反応が数分〜数十分と非常に早い。
- 代表疾患:アナフィラキシーショック、気管支喘息、花粉症、アトピー、じんま疹など
- Ⅱ型アレルギー(細胞障害型)
- 仕組み:自己の細胞表面の抗原に抗体が結合し、補体などによって細胞が破壊される。
- 代表疾患:自己免疫性溶血性貧血、不適合輸血、重症筋無力症など
- Ⅲ型アレルギー(免疫複合体型)
- 仕組み:抗原と抗体の「免疫複合体」が組織に沈着し、炎症を引き起こす。
- 代表疾患:急性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス(SLE)など
- Ⅳ型アレルギー(遅延型)
- 仕組み:抗体ではなく、活性化したT細胞(リンパ球)が直接細胞を攻撃する。
- 特徴:反応に24〜48時間かかる。
- 代表疾患:ツベルクリン反応、接触性皮膚炎(かぶれ)、移植免疫など
- Ⅴ型アレルギー(刺激型)
- 代表疾患:バセドウ病など