💡 医用画像表示用液晶モニタ(LCD)の特性
昔はCRT(ブラウン管)を使って画像を見てた!昔の分厚いテレビのやつ!
でも現代の医用画像の表示には、液晶モニタ(LCD)が使われる。
⚙️ 階調規格(GSDF基準)とキャリブレーション
- グレースケール標準表示関数(GSDF):人間の目の見え方(コントラスト閾値曲線)に合わせて、黒から白までの濃淡を見分けやすく表示するための基準。
- キャリブレーション: モニタの表示がGSDFの基準に合うように、輝度計を使って明るさや階調を調整する作業。調整にはLUT(ルックアップテーブル)が使われる。
📊 解像度(メガピクセル)の算出
例えば、$2,048 \times 2,560$ 画素なら、
$$ 2,048 \times 2,560 = 5,242,880 $$
約524万画素なので、約5メガピクセル(5MP)のモニタとなる。
- 1メガピクセル(MP)=約100万画素
🛡️ モニタの品質管理(QC)と不変性試験
- 不変性試験: 最初に設定したモニタの性能が、その後も維持されているか確認する試験。基本的に1年ごとに行う。
- 輝度比: モニタの最も明るいところと最も暗いところの輝度の比を確認する。
- コントラスト応答: モニタの明るさを実際に測定して評価する。使用するのは輝度計。
- 目視試験: テストパターンを実際に目で見て、画像の歪みや解像度などを確認する。人が目で判断するため主観的評価。
🏁 TG18-QCテストパターン
TG18-QCは、医用画像モニタの画質をチェックするためのテスト画像。
この画像をモニタに表示して、階調・解像度・歪みなどが正しく表示されているかを確認する。
- ビデオ特性(輝度応答特性): 黒から白まで並んだグレーの濃淡がきちんと見分けられるかを確認する。
- クロストーク(信号干渉): 白と黒の境界などで、隣の画素の影響を受けてにじみや線の引きずりが起きていないかを確認する。