第69回 午後(PM)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: 壊変形式が同一の核種の組合せはどれか。
正解: 2

解説: 同一の壊変形式:
2. 13N ー 15O:どちらも代表的なポジトロン (β+) 放出核種であり、PET 検査に利用されます。11C, 18F, 82Rb, 68Ga も β+ ですが、対になる核種の形式が異なります (3H, 32P は β-)。
問題: 親核種と娘核種の組合せで過渡平衡が成立するのはどれか。2つ選べ。
正解: 13

解説: 過渡平衡の成立(2つ選べ):
1. 81Rb ー 81mKr:親の半減期 (4.6h) が娘 (13s) より少し長い場合に成立します。
3. 99Mo ー 99mTc:親 (66h) が娘 (6h) より長く、放射平衡の代表例です。2, 4, 5 は親が圧倒的に長い「永続平衡」です。
問題: ラジオコロイドで正しいのはどれか。
正解: 4

解説: ラジオコロイドの性質:
4. イオン交換樹脂に吸着されない:極微量の放射性核種が水酸化物の集合体などの「コロイド粒子」となって浮遊しているため、イオンとしての交換反応を起こさず、樹脂を通り抜けてしまいます。1 は器壁に強く吸着しやすいのが特徴です。
問題: 放射化分析で生成される核種の放射能について正しいのはどれか。
正解: 2

解説: 放射化分析の定量的性質:
2. 試料温度に依存しない:生成される放射能の強さは、中性子束密度、核反応断面積、照射時間、および対象原子の数によって決まり、熱化学反応とは異なり試料の温度(熱エネルギー)には依存しません。
問題: X 線管を流れる電流について正しいのはどれか。2つ選べ。
正解: 45

解説: 空間電荷電流と飽和電子流(2つ選べ):
4. 空間電荷電流は陽極-陰極間距離の 2 乗に反比例する:チャイルド・ラングミュアの法則によれば、電流は距離の 2 乗に反比例し、電圧の 3/2 乗に比例します。
5. 飽和電子流はフィラメントの絶対温度の 2 乗に比例する:リチャードソン・ダッシュマンの式により、放出される熱電子流は温度 T の 2 乗に比例して増加します。