第72回 午後(PM)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: 放射性核種の分離に関する組合せで正しいのはどれか。
正解: 4

解説: 分離手法とキーワードの組合せ:
4. ラジオコロイド法 ー 粒子:極微量の放射性核種が水中で水酸化物などの数ナノ〜数百ナノメートルの「粒子(クラスター)」を形成する現象を利用した分離や挙動の制御に関する用語です。
問題: 放射化学的純度の検定で使われるのはどれか。2つ選べ。
正解: 15

解説: 放射化学的純度の検定手法(2 つ選べ):
1. 電気泳動法:電荷を持つ標識化合物の移動度の差を利用して分離・検定します。
5. 高速液体クロマトグラフィ:現在の核医学薬剤において最も多用される純度検定法です。4 は「核種純度」の検定に用います。
問題: 原子炉を利用する分析法はどれか。
正解: 4

解説: 原子炉を利用した分析法:
4. 中性子放射化分析法:原子炉から供給される大量の熱中性子を試料に照射し、生じた放射性核種のガンマ線を測定することで元素を定量する、最も代表的な放射化分析法です。
問題: 半減期 10 分の核種を加速器で製造することとした。10 分間照射した生成放射能[A1]に対する 20 分間照射した生成放射能[A2]の比[A2/A1]はどれか。
正解: 3

解説: 生成放射能の比率計算:
3. 1.50:生成放射能 A = Am × (1 - e^-λt) に基づきます。半減期 10 分に対し、10 分照射時は Am × (1 - 0.5) = 0.5Am。20 分照射時は Am × (1 - 0.25) = 0.75Am。よって 0.75 / 0.5 = 1.5 倍となります。
問題: X 線 CT 装置のアーチファクトで装置の調整や整備が必要となるのはどれか。
正解: 2

解説: 装置整備が必要なアーチファクト:
2. リングアーチファクト:これは検出器の個々の素子の感度ムラや校正(キャリブレーション)不良が原因で発生するため、装置側の点検や再校正が必要な項目です。メタルやモーションは被検者側の要因です。