第73回 午後(PM)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: 陽電子放出核種の陽電子の最大エネルギーの大きさの順で正しいのはどれか。
正解: 4

解説: 陽電子の最大エネルギー順:
4. 15O > 13N > 11C > 18F:代表的な PET 核種のβ+最大エネルギーは、15O (1.72 MeV) > 13N (1.19 MeV) > 11C (0.96 MeV) > 18F (0.63 MeV) の順です。エネルギーが高いほど飛程が長くなり、解像度に影響します。
問題: 親核種と娘核種の半減期の組合せで永続平衡が成立するのはどれか。
正解: 5

解説: 永続平衡が成立する組合せ:
5. 10 年 ー 1 日:親核種の半減期が娘核種に比べて圧倒的に長い(目安として 100 倍以上)場合に、永続平衡が成立し、系の放射能は親の減衰に従います。
問題: 放射性核種の分離法のうち、反跳効果を利用したものはどれか。
正解: 5

解説: 核反跳の利用:
5. Szilard-Chalmers <ジラード・チャルマー> 法:中性子等の照射による核反応の際に、生じた核種が持つ「反跳エネルギー」によって元の化学結合を切り、化学形が変わることを利用して、同位体から目的核種を無担体分離する手法です。
問題: 中性子による核反応で誤っているのはどれか。
正解: 5

解説: 中性子捕捉反応の誤り:
5. 誤り:60Co は通常 59Co(n, γ)60Co という「中性子放射化」反応によって製造されます。(n, 2n) 反応では質量数が 1 減るため 58Co になります。
問題: X 線CT 検査に関連する用語の組合せで関係ないのはどれか。
正解: 2

解説: CT 関連用語の関連性:
2. 拡大再構成 ー 時間分解能:誤り。拡大再構成は特定の関心領域を細かなマトリクスで再構築するもので、空間分解能(見かけ上)には寄与しますが、撮影速度である時間分解能とは無関係です。