第75回 午前(AM)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: 元素記号 F の同族元素はどれか。
正解: 4

解説: 周期表の同族元素:
4. Cl:フッ素 (F) は第 17 族のハロゲン元素です。同じ 17 族には塩素 (Cl)、臭素 (Br)、ヨウ素 (I)、アスタチン (At) が属しており、化学的性質が似ています。
問題: 核反応について正しいのはどれか。
正解: 5

解説: 核反応の物理:
5. 反応を起こすために必要な最小エネルギーをしきい値と呼ぶ:特に吸熱反応の場合、反応を進めるためには入射粒子が特定の最小エネルギー(しきい値エネルギー)を持っている必要があります。1 は正の場合は「発熱」反応です。
問題: 放射性核種の分離法について正しいのはどれか。
正解: 2

解説: クロマトグラフィの試験法:
2. ペーパークロマトグラフィでは Rf 値を比較する:原点からスポットが移動した距離と、溶媒が移動した距離の比 (Rf 値) は物質固有の値となるため、核種の同定や純度試験に用いられます。
問題: 標識化合物の分解について正しいのはどれか。
正解: 3

解説: 標識化合物の分解(一次効果):
3. 放射性壊変による分解を防止する方法はない:壊変によって原子そのものが別の元素に変わってしまう(例:3H → 3He)ことによる化学結合の切断は、物理的な現象であるため、添加剤等で防ぐことは不可能です。これを「一次的効果」と呼びます。
問題: X 線照射野と光照射野のずれを図に示す。ずれが JIS 規格の許容値を超えないのはどれか。ただし、X 線は実線、光は破線、焦点から光照射野までの距離は 110 cm、図中の単位は cm とする。
正解: 2

解説: 照射野のズレの許容判定:
2. B:JIS 規格では、X 線照射野と光照射野(および実際の画像範囲)のズレは、SID の 2% 以内と規定されています。SID 110cm なら 2.2cm まで許容されます。B のズレは 1cm + 1cm = 2cm であり、許容範囲内に収まっています。