第76回 午後(PM)

※以下の問題は学習支援を目的として掲載しています。

問題: ジェネレータの親核種に用いられているのはどれか。
正解: 2

解説: ジェネレータの親核種:
2. 68Ge:68Ge (半減期 270.8 日) は 68Ga (67.7 分) の親核種であり、PET 用核種ジェネレータとして重要です。1, 3, 4, 5 はいずれもジェネレータの親として一般的ではありません。
問題: 水相と有機相との分配比が 50 の放射性標識化合物があり、その放射性標識化合物を含む水溶液の放射能は 100 MBq である。水相と等容積の有機相で溶媒抽出したときに水相に残る放射能[MBq]に最も近いのはどれか。
正解: 5

解説: 溶媒抽出の計算:
5. 2.0:分配比 D = 50、体積比 Vw/Vo = 1 です。抽出率 E = 50 / (50 + 1) ≒ 0.98 (98%)。したがって、有機相へ 98 MBq 移動し、水相には残りの約 2 MBq (100 / 51) が残ります。
問題: <sup>14</sup>C 標識化合物の合成法で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
正解: 12

解説: 14C 標識の合成ルート(2 つ選べ):
1. 生合成法:14CO2 を用いた光合成などを利用します。
2. 化学合成法:有機化学的な反応プロセス(グリニャール反応等)によって標識位置を特定して合成します。3, 4, 5 は主に他の核種に用いられる手法です。
問題: 標識化合物の放射性核種純度の検定に用いるのはどれか。
正解: 4

解説: 放射性核種純度の検定法:
4. γ 線スペクトロメトリ:目的の核種以外の不純核種は、異なるエネルギーのガンマ線を出すため、スペクトル分析によってそれらの混入を明確に判別・定量できます。
問題: 始業点検時において自動露出制御機構を用いた X 線撮影で mAs 値が通常よりも大きい値となった。考えられる原因はどれか。ただし、他の条件は同一とする。
正解: 2

解説: AEC 動作の不具合原因:
2. 照射野を狭くした:照射野を絞ると、検出器に飛び込む散乱線が劇的に減少します。AEC センサーは「線量が足りない」と判断して X 線を出し続けるため、結果として撮影される mAs 値は通常よりも大きくなります。