大線量被ばくによる死の知識

1. 死の3大ステージ(ドーズ別分類)

全身に一気に大線量を浴びてしまった場合、死に至る💀
全身被ばくによる死は、浴びた線量が多い順に「中枢神経死」「腸管死」「骨髄死」の3つに分類される。

2. 症状が現れるまでの「経過のプロセス」 ⏳

大量被ばくをした後、体調の変化は以下の4つの期間を辿る。

  1. 初期症状(前期):被ばく直後から数時間以内に現れる吐き気、嘔吐、全身の倦怠感(放射線宿酔)。
  2. 潜伏期:初期症状が一旦治まり、見かけ上は無症状。浴びた線量が多いほど、潜伏期は短くなる!
  3. 発症期:骨髄や腸管のダメージが表面化し、本格的な症状が出る期間。
  4. 回復または死亡:ダメージを乗り越えて回復するか、力尽きて死に至るか。

個体の致死率を示す「半致死線量(LD50/30)」 📉
人体が「全身被ばく」をした場合のリスク指標。
- 定義:被ばくした集団のうち、30 日以内に 50% の人が死亡する線量。
- 数値:医療的な治療を全く受けなかった場合、約 3 $\sim$ 5 Gy とされている。
- ポイント:一気に浴びる(高線量率)方がダメージが大きいため、半致死線量は線量率に依存する!

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