放射線治療で数回に分けて照射(分割照射)を行う際、細胞の中で起こる4つの重要な反応(すべて頭文字が R)を「4R」と呼ぶ!
1. 放射線生物学における4R 🔄
- 回復 (Repair / Recovery)
- 放射線によるダメージを修復し、生存率を上げる仕組み(SLD回復)。正常組織を休ませて守る効果がある!
- 再分布 (Redistribution / Reassortment)
- 1回目の照射で生き残った「強い時期(S期)」の細胞が、次の照射までに「弱い時期(M期など)」へ周期を進めてくれること。次の攻撃が効きやすくなる!
- 再酸素化 (Reoxygenation)
- 腫瘍表面の細胞が死ぬことで、酸素不足でしぶとかった深部の細胞に酸素が行き渡る現象。酸素効果により、深部も弱体化する!
- 再増殖 (Repopulation / Regeneration)
- 生き残った細胞が、再び増えようとする現象。治療期間が長引くと腫瘍細胞も再増殖してしまうため注意が必要。