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電気回路:過渡現象・電荷 (過去12年/4問出題)

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🛡️ 電気回路:過渡現象・電荷 のまとめ ▼

過渡現象と電荷のポイント 💥

  • 電荷とエネルギー:蓄積電荷は $ Q = C V $ !静電エネルギーは $ W = \frac{1}{2} C V^2 $ !
  • RC充電(初期):スイッチONの瞬間、コンデンサは短絡( $ v_C = 0 $ )!電流は最大!
  • RC充電(定常):十分に時間が経過したとき、コンデンサは開放(電流 $ I = 0 $ )!コンデンサ電圧 $ v_C = E $ !
  • 時定数(RC回路):充電電圧が最大値の約 $ 63.2 \% $ に達する時間!公式: $ \tau = C R $ !
  • 時定数(RL回路):電流の立ち上がり時定数!公式: $ \tau = L / R $ !
  • 放電特性:時定数 $ \tau $ 経過時、電圧は初期値の約 $ 36.8 \% $ まで減衰!

※以下の国家試験問題・選択肢は学習支援を目的として引用しています。問題文および選択肢の著作権は厚生労働省に帰属します。解説・補足・分野分類・関連知識の整理は当サイトが独自に作成しています。

74PM78 【医用工学】
図Aの回路で図Bの入出力波形を得たとする。正しい関係はどれか。
1.CR <T
2.CR =T
3.CR =1/T
4.CR >T
5.CR >>T
正解:1
図Bはコンデンサの充電をa表す。
途中で電圧が0になっているので充電完了

時定数CRはTよりも短い
CR <T
78PM65 【医用工学】
図 A の単パルス vᵢ を図 B の回路に入力したとき、図 C の出力波形 v₀ が得られた。抵抗 R [kΩ] に最も近いのはどれか。
1.1
2.3
3.5
4.10
5.30
正解:2
入力電圧 $V_i$ に対して出力電圧 $v_o$ が $63.2\%$ ($1 - 1/e$) に達する時間を時定数 $\tau$

$V_i = 10\text{ V}$ なので、$v_o \approx 6.3\text{ V}$ となる時間 $t$ はグラフより$\tau \approx 3\text{ ms}$

$\tau = RC$ より
$R = \frac{3 \times 10^{-3}\text{ s}}{1 \times 10^{-6}\text{ F}} = 3000\text{ }\Omega = 3\text{ k}\Omega$
71PM76 【医用工学】
図の回路で、スイッチ S を閉じてから 4.6 ms 後の回路電流 I が1mA であった。コンデンサの静電容量 C[μF]はどれか。ただし、loge10 = 2.3 とする。
1.0.1
2.0.2
3.0.4
4.1
5.2
正解:5
スイッチを入れた時コンデンサは空なのでオームの法則より
$I_0 = E / R = 10\,\text{V} / 1000\,\Omega = 10\,\text{mA}$

コンデンサに電荷が溜まるにつれて、電流は $10\,\text{mA}$ からじわじわと減っていき、$4.6\,\text{ms}$ 経った時点で、電流が $1\,\text{mA}$ にまで減った。

電流は指数関数的に減るので、式は $I = I_0 \times e^{-t/\tau}$となる。

$1\,\text{mA} = 10\,\text{mA} \times e^{-4.6\,\text{ms}/\tau}$
$4.6\,\text{ms} / \tau = 2.3$
$\tau = 2\,\text{ms}$

時定数の式 $\tau = CR$ より、$C = \tau / R = 2\,\text{ms} / 1\,\text{k}\Omega = 2\,\mu\text{F}$
68PM76 【医用工学】
図の回路で、100μFのコンデンサCを4.8 Vに充電した後、スイッチSを閉じた。時間が無限に経過する間に抵抗Rを流れる電子数[個]はどれか。
1.3×106
2.3×109
3.3×1012
4.3×1015
5.3×1021
正解:4
時間が無限に経過する間=完全に放電しきる間 に流れる電子の総数

スイッチを閉じると、満タンだったコンデンサの電荷が抵抗 $R$ を通ってすべて流れ出す

静電容量 $C = 100 \, \mu\text{F} = 100 \times 10^{-6} \, \text{F} = 10^{-4} \, \text{F}$
$Q = CV$よりコンデンサに溜まっている電荷Qは
$Q = 10^{-4} \, \text{F} \times 4.8 \, \text{V} = 4.8 \times 10^{-4} \, \text{C(ク-ロン)}$

電子1個あたりの電気量(電気素量)は、約 $1.6 \times 10^{-19} \, \text{C}$

$n = \frac{Q}{1.6 \times 10^{-19}} = \frac{4.8 \times 10^{-4}}{1.6 \times 10^{-19}}=3 \times 10^{15}$