電気回路:過渡現象・電荷の知識

🕒 過渡現象の基礎とスイッチング

過渡現象:スイッチを「ON」や「OFF」にした瞬間、定常状態までの時間的変化

  1. ①例:10に設定する!
  2. ②スイッチ「ON」
  3. 電圧が0.1… 1… 5… 9…と目標の「10」に向かってじわじわと増えていく。この変化の途中の時間が「過渡現象」
  4. ④無事に 10 にたどり着き、そこから先はずっと 10 のまま波立たずに安定した状態(定常状態)

🔌 RC直列回路の充電と放電

電気抵抗 $R$ とコンデンサ $C$ の直列回路における電荷の動き!

$ v_C = E ( 1 - e^{-t / ( C R )} ) $

  • 時定数の意味:コンデンサの充電電圧が、最終定常値の約 $ 63.2 \% $ まで上昇するのに要する時間!
  • 収束の目安時定数の約5倍( $ 5 \tau $ )の時間が経過した時点で、ほぼ充電満タン(定常状態)と判定!

$ v_C = E e^{-t / ( C R )} $
時定数との関係時定数 $ \tau = C R $ の時間が経過した瞬間、電圧は初期値の約 $ 36.8 \% $ まで減衰!

上記の2つの式は、電圧だけでなく電流の変化にもそのまま応用可能!

  • 充電の電流電圧が $E(1 - e^{-t/\tau})$ で「増える」とき、電流は $I_0 \times e^{-t/\tau}$ で「減る」。
  • 放電の電流電圧が $E \times e^{-t/\tau}$ で「減る」とき、電流も同じく $e^{-t/\tau}$ のルールに従って「減る」。
  • 結論:減衰のルール( $e^{-t/\tau}$ )は電圧でも電流でも共通!

🌀 RL直列回路の過渡特性

$ \tau = L / R \ \mathrm{[s]} $
コイルの特性:コイルは電流の変化を妨げる自己インダクタンス効果(電磁誘導)を持つため、スイッチONの瞬間は電流がほぼ流れず(開放状態)、時間の経過に伴って徐々に増加!

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