電流と磁界の知識

磁荷と磁気力 🧲

磁石が持っている磁気の量を 磁荷(または磁気量) $ m $ と呼び、単位は ウェーバ $ \mathrm{[Wb]} $

  1. 磁気の性格
    磁石には N極S極 の2種類。
  1. 磁石の力のルール

透磁率 $ \mu $ :単位は $ \mathrm{[H/m]} $その物質が磁気力をどれだけ邪魔するかの数値。

  • 透磁率が低い : 磁気力を邪魔する力が小さいので、磁気力は強く届く。
  • 透磁率が高い : 磁気力を邪魔する力が大きいので、磁気力は弱くなる。

🌐 磁界と磁力線

  1. 磁界(じかい)

    • 縄張り : そこにいる磁荷(親玉)のパワー(磁気力)が及んでいるエリア
    • パワーの測り方 : 親玉の強さを測るための「ものさし」として $ +1 \ \mathrm{Wb} $ の磁石(単一のN極)を置いたとき、そいつが受ける力の強さで判定!
    • 単位 : $ \mathrm{[A/m]} $ または $ \mathrm{[N/Wb]} $
  2. 磁力線 💡
    縄張りの磁気力(親玉のパワー)の様子を線で書いたもの。

    • 向き : N極 から出て、 S極 に入る。
    • 接線 : 線の向きが、その場所のパワーの向き。
    • 角度 : 磁性体の表面には必ず「垂直」に突き刺さる。
    • 合流禁止 : 途中で交差したり、枝分かれしたりしない。
    • 密度 : 線がギチギチに詰まっているほど、パワーが強力!
    • 線の合計数 : 親玉の磁荷 $ m $ が強ければ増える。周りの「磁石の力の邪魔度(透磁率 $ \mu $ )」が小さいほど増える。(線の合計数 $ N = m / \mu $ )

電気と磁気の概念・公式は、全く同じ数式構造を持つ!

項目 ⚡ 電気(電界) 🧲 磁気(磁界)
主役(親玉) 電荷 $ Q \ \mathrm{[C]} $ 磁荷 $ m \ \mathrm{[Wb]} $
空間の縄張り 電界 $ E \ \mathrm{[V/m]} $ 磁界 $ H \ \mathrm{[A/m]} $
力の邪魔度 誘電率 $ \varepsilon \ \mathrm{[F/m]} $ 透磁率 $ \mu \ \mathrm{[H/m]} $
力の公式 $ F = \frac{1}{4\pi\varepsilon} \cdot \frac{Q_1 Q_2}{r^2} $ $ F = \frac{1}{4\pi\mu} \cdot \frac{m_1 m_2}{r^2} $
縄張りの公式 $ E = \frac{1}{4\pi\varepsilon} \cdot \frac{Q}{r^2} $ $ H = \frac{1}{4\pi\mu} \cdot \frac{m}{r^2} $
線の本数 $ N = Q / \varepsilon $ $ N = m / \mu $
流れるメイン量 電流 $ I \ \mathrm{[A]} $ 磁束 $ \Phi \ \mathrm{[Wb]} $
流れにくさ(抵抗) 電気抵抗 $ R \ \mathrm{[\Omega]} $ 磁気抵抗 $ R_m \ \mathrm{[A/Wb]} $
抵抗の公式 $ R = \frac{l}{\sigma S} $ $ R_m = \frac{l}{\mu S} $

🌐 磁束と磁気抵抗

磁束(じそく) $ \Phi \ \mathrm{[Wb]} $

磁束密度(じそくみつど) $ B \ \mathrm{[T]} $

磁気抵抗(じきていこう) $ R_m \ \mathrm{[A/Wb]} $ または $ \mathrm{[H^{-1}]} $

電流が作る磁界(磁界の発生) 🌀

電流が流れると、その周囲に「磁界の縄張り」が作られる自然界のルール。

磁界から受ける力(電磁力とローレンツ力) ✋

磁界の中を電流電荷の流れ)が走るとき、磁界から横やりを入れられて「物理的な力」を受ける現象。

電磁誘導と発電のルール ⚡

磁気から電気を作り出す仕組み。

動かない変化のルール

動く変化のルール

共通のルール

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