自律神経系は、体の内部環境を一定に保つホメオスタシス(恒常性)を維持するために働いている。ホメオスタシスの最高中枢は間脳の視床下部!一つの臓器に対して正反対の働きをする2つの神経がセットで分布する「二重支配」が最大の特徴!
⚖️ 交感神経と副交感神経の拮抗作用
- 交感神経(アクセル):「喧嘩」の状態を作る。体を活動モードにする。
- 副交感神経(ブレーキ):「休憩」の状態を作る。体をリラックス・回復モードにする。
臓器に対する正反対の働き
- 瞳孔:交感神経で散大(喧嘩の時は見えなあかん!)/ 副交感神経で収縮(縮瞳)
- 心臓:交感神経で心拍数増加(喧嘩の時はバクバクする)/ 副交感神経で心拍数減少
- 気管支:交感神経で拡張(喧嘩の時は大量の酸素がいる)/ 副交感神経で収縮
- 消化管:交感神経で動き抑制(喧嘩の時うんこ行きたくなったら困る)/ 副交感神経で動き活発化
- 膀胱:交感神経で緩む(喧嘩の時おしっこしたくなったら困るから尿をためる)/ 副交感神経で収縮(尿を出す)
- 血管:交感神経で収縮(喧嘩は血圧上がる)/ 副交感神経は一部を除き支配なし!
📍 どこから出てる?
- 交感神経(胸腰系):脊髄の胸髄(T1)から腰髄(L2〜3)の「側角」という部分から出る。
- 副交感神経(頭仙系):
- 脳幹:第 III、VII、IX、Xの4つの脳神経(ミトナク)に含まれる。
- 仙髄:脊髄の下端に近い仙髄(S2〜4)から出る。
🧪 神経伝達物質(化学的な指令)
- 共通:神経の最初の節(節前線維)では、どちらも「アセチルコリン」を使う。
- 交感神経の末端:主に「ノルアドレナリン」を放出する(※例外:汗腺だけはアセチルコリン)。
- 副交感神経の末端:「アセチルコリン」を放出する。