骨と骨が連結し、自由に動くことができる部分を「関節」と呼ぶ。
🦴 関節の基本構造(滑膜性連結)
一般的な関節(滑膜関節)は、以下のパーツで構成されている。
- 関節軟骨:骨の端を覆う弾力のある組織(硝子軟骨)。摩擦を減らし、衝撃を吸収する。
- 関節腔:骨と骨の間の隙間で、滑液(関節液)で満たされている。
- 滑膜:関節包の内側を覆う膜。ヒアルロン酸を含む滑液を分泌!
- 関節包:関節全体を包み込む強靭な袋
- 靭帯:骨と骨を繋ぎ、関節の動きを制限して安定させる。
🔄 形態と機能による分類
関節はその形によって、動かせる方向(軸)や範囲が異なる。
- 単関節と複関節:1対の骨で構成されるのが単関節(肩関節など)、3つ以上の骨が関与するのが複関節(肘、膝、足関節など)である
- 球関節(多軸性):全方向に最も広く動く。肩関節、股関節など
- 蝶番関節(1軸性):ドアの蝶番のような動き。肘関節(腕尺関節)、指の指節間(IP)関節など
- 車軸関節(1軸性):軸を中心に回転する。環軸関節(C1-C2)、上・下橈尺関節など
- 鞍関節(2軸性):乗馬の鞍のような形。母指の第1手根中手(CM)関節
- 楕円関節(2軸性):卵形に近い形。橈骨手根関節(手首)、中手指節(MP)関節など
- 平面関節:運動範囲が極めて狭い。手根間関節、肩鎖関節など